「えっ、“ぼく”じゃなくて“私”って言ってる!?」
2025年7月、元“はるかぜちゃん”こと春名風花さんが結婚を発表した際、SNSでは“あること”に注目が集まりました。
それが、一人称が「私」になっている!という驚きの声です。
子役時代から「ぼく」と自称し続けてきた春名さんにとって、一人称の変化は大きなイメージチェンジ。
では、いつから「私」に変わったのか?
本記事では、春名風花さんの一人称にまつわる変遷と、そこに込められた想いや背景をじっくり解説していきます。
春名風花のプロフィールと経歴

名前:春名 風花(はるな ふうか)
愛称:はるかぜちゃん
生年月日:2001年2月4日
年齢:24歳(2025年6月時点)
出身地:神奈川県横浜市
趣味:詩を書く、空想、写真探し、身体が柔らかい、ぬりえ、読書
学歴:桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻卒業
春名風花さん(通称:はるかぜちゃん)は、俳優・声優・タレント・アイドル・文筆家と多彩な顔をもつ表現者です。
子役時代からテレビやCM、舞台などに出演し、“早泣きできる子役”として注目を集めました。
SNSでの発信力も高く、9歳からTwitterを活用。
社会問題にも切り込む発言で話題となり、強い存在感を放ってきました。

現在はプロダクション・エースに所属し、アイドルグループ「宝石娘」のメンバー兼プロデューサー「ふう」としても活動中。
2025年6月には俳優・岩崎MARK雄大さんとの結婚を発表し、公私ともに注目を集めています。
はるかぜちゃん、一人称に「ぼく」を使っていた理由とは?
春名風花さんが「ぼく」という一人称を使っていたのは、単なる言葉のクセではありません。
そこには、彼女自身の感性と意思がしっかり込められていました。
■ 幼いころから自然と「ぼく」
本人によれば、「物心ついたときから『ぼく』だった」とのこと。
一人称として自然に「ぼく」が定着したそうです。
周囲の大人に「なんで『ぼく』なの?」と聞かれるたび、「なんでダメなの?」と疑問に感じていたとも語っています。
■ 性別にとらわれない表現
春名さんは、女性は一人称に「わたし」しか選べない社会の常識に違和感を持っていました。
実際、男性は「あらたまった場面では『わたし』を使い、それ以外は『おれ』や『ぼく』を使い分ける」など、性別による言葉の柔軟性があります。
春名さんはこう語ります。
「男性が『わたし』と言う時は、すごくあらたまっていることが多いですよね。女性はあらたまった言葉しか使えないのかと思った時に、『ぼく』は目上の方にも同年代にも失礼なく使える言葉で、ぼくにはちょうど良かったんです」
引用元:withnews
「ぼく」という一人称は、性別に縛られず、対等に失礼なく使える言葉として、春名さんにとってぴったりの選択だったのです。
■ “キャラ作り”ではなく、アイデンティティ
SNSやメディアでも一貫して「ぼく」と名乗ってきた春名さん。
それは、目立つためやウケ狙いではなく、本当に自然で心地よい言葉だったから。
「“変わってる”と思われても、自分にとって自然な方を選びたい」
――そんな姿勢は、彼女の言葉や生き方全体に通じています。
春名風花、一人称「ぼく」はいつから「私」に変わった?
かつては“はるかぜちゃん”といえば、印象的な一人称「ぼく」。
でも最近の春名風花さんを見ていて、ふと気づいた方もいるのではないでしょうか。
「あれ?『私』って言ってる…?」
実際、春名さんの一人称に変化が表れたのは、2020年ごろが大きな転機だとされています。
2020年春頃、公の場で「私」が増えた
この時期から、公的な発信やインタビューなどの場面で、「私」という一人称が使われるようになってきました。
たとえば、2024年の結婚発表でも「私」という表現を使っており、SNS上では、
「一人称が“ぼく”じゃなくて“私”になってる!」
「大人になった感じがしてちょっと感動…」
と驚きと温かい声が多く見られました。

筆者もこの結婚報告を読んだとき、「あっ、“ぼく”じゃないんだ」と思わず二度読みしてしまいました。
幼い頃から“ぼく”だった彼女の言葉の選び方に、時の流れと成長の証を感じますね。
立場や場面に応じた“自然な使い分け”
ただし、「完全に“私”に変わった」というわけではありません。
春名さんは現在もブログや創作活動、カジュアルなSNSの場面では、一人称に「ぼく」を使うこともあります。
このように、「ぼく」と「私」を場面に応じて柔軟に使い分けているところも、彼女らしさの一つだと感じます。
自分の中にある“子どもの頃の自分”を大切にしながら、表現者・大人としての言葉を選んでいる―
その自然なバランス感覚に、私はとても共感しています。
まとめ
春名風花さんが長年使ってきた一人称「ぼく」。
それが徐々に「私」へとシフトしてきた背景には、
- 幼少期からの表現スタイル
- 性別にとらわれない自己表現
- 表現者としての成長や役割の変化
といった様々な要素が重なっています。
特に近年では、公的な発信や大人としての立場が求められる場面で「私」を使うことが増えており、
2025年の結婚発表では多くの人がその変化に気づき、驚きと共に「成長したね」「感慨深い」といった声を寄せました。
それでも、ブログや創作活動、SNSの中では今も「ぼく」を使う瞬間があり、
その姿からは、“昔の自分”も今の自分も大切にしながら生きている春名さんの芯の強さがうかがえます。
一人称の変化は、彼女の成長と自由な自己表現の象徴。
そして何より、それが自然に、違和感なく受け入れられていることこそが、春名風花さんの魅力であり、
長年多くの人に愛され続けてきた理由のひとつなのではないでしょうか。
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