ラグフェア(RAG FAIR)のおっくんと聞くと、「あ!知ってる!」と懐かしくなる人も多いのではないでしょうか。
フジテレビ系バラエティー番組「力の限りゴーゴゴー!」の人気企画「ハモネプリーグ」の出演を機に、RAG FAIRとしてデビューし、ボイスパーカッションを担当されていたおっくんこと、奥村政佳さん。
最近ネットでは、「国会中継におっくんが映ってる!」と話題になっています。
ボイスパーカッションをされているイメージが強いおっくんですが、現在はなんと国会議員に!
今回はおっくんの政治家にいたるまでの経歴をまとめてみました!
ラグフェアおっくんの現在は参議院議員!
おっくんのプロフィール
名前:奥村政佳(おくむらまさよし)
愛称:おっくん
生年月日:1978年3月30日
年齢:47歳(2025年3月時点)
出身地:大阪府
血液型:AB型
職業:政治家(立憲民主党所属の参議院議員)
趣味:カメラ
好きな食べ物:牡蠣
おっくんのXやインスタの自己紹介にも「ハモネプとボイパを広めた人」とあるように、30、40代にはボイパのおっくんの印象が強いですが、2024年5月より国会議員として活動されています。
おっくんは2019年に立憲民主党から全国比例で出馬するも、次々点で落選。
その後、参議院議員の辞職に伴い出馬から5年後、繰り上げ当選する形になったということです。
おっくんの議員としての活動
“保育士の待遇改善や地位向上”を訴え政治家を目指したおっくん。
議員としての活動では、内閣委員会や予算委員会などに所属し、保育士の労働環境改善や幼児の吃音(きつおん)への早期支援に関する質疑を行うなど、子どもや保育士の支援に力を入れていることが伺えます。
最近では、3月10日、予算委員会にて初の質疑の場に44分間も立ったおっくん。
主に「1歳児に対する保育士の配置」について、現場に立つ保育士の声を代弁するように思いのこもった意見、要望を述べていました。

議員になって10ヶ月足らずにも関わらず、正々堂々大臣へ意見を述べる姿に
「色んな現場、立場を表面上だけでなく知って、声を上げてくれるのは説得力がある」
「議員になったばかりなのに、しっかりと地に足のついた活躍をされていてすごいですね」
「他の党の議員の質問答弁にも耳を傾け、納得するものには頷いて同意する姿を見ると、誠実なんだなぁと思う。」
共感や称賛、その人柄に惹かれるといった意見も数多く見られました。
ラグフェアおっくんの経歴は?
それでは、政治家に至るまでのおっくんの経歴はどのようなものだったのでしょうか?

1990年 大阪教育大学附属天王寺中学校 入学
1993年 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎 入学
1995年 当時日本最年少で気象予報士資格取得
1996年 筑波大学第一学群自然学類 入学
1999年 日本最大級のアカペライベント「JAM」(Japan A cappella Movement)立ち上げ
2001年 フジテレビ「力の限りゴーゴゴー」人気コーナー「ハモネプ」出演
アカペラボーカルバンド「RAG FAIR」としてメジャーデビュー
2002年 第40回 ゴールデンアロー賞音楽新人賞
第35回 日本有線大賞新人賞
第53回 NHK紅白歌合戦 出場
2011年 RAG FAIR活動休止
日本政策学校 入学(第一期生)
防災士 資格取得
2012年 保育士 資格取得
横浜市内の保育所で保育士として勤務(~2016年)
2013年 北海道大学高等教育推進機構 高等教育研究部
科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)修了
2015年 横浜国立大学大学院教育学研究科 入学(教育デザイン)
2017年 幼稚園教諭(一種)資格取得
2017年 日本気象学会奨励賞(現・小倉奨励賞)受賞
2019年 RAG FAIR脱退
第25回 参議院議員選挙に出馬し、落選
2020年 横浜市内の認可保育所で勤務
2021年 横浜国立大学 先端科学高等研究院 台風科学技術研究センター センター長補佐
2022年 横浜国立大学IAS客員研究員 着任
2024年 参議院議員繰り上げ当選、参議院厚生労働委員
AJAA(一般社団法人全日本アカペラ連盟)理事就任
ざっと見ただけでもすごい経歴をお持ちですね。
2011年にRAG FAIRが活動休止された後、政治塾に入っているのでこの頃から政界への道を考え始めたのでしょうか。
また、おっくんの経歴で特徴的なのが、いくつもの資格を取得しているという点です。
- 気象予報士
- 防災士
- 保育士
- 幼稚園教諭
特に、気象予報士に至っては当時17歳で日本で最年少での合格ということで驚きです。
また、保育士や幼稚園教諭についても実務経験も必要になり、音楽活動を続けながらの資格取得は決して容易なものではなかったのでは、と想像できます。



歌手だけでなく、気象予報士としては30年、保育の現場には大学でのアルバイト時代から関わっているということで10年以上も経験を積んでいるというおっくん。
様々な業界での経験を経て、今のおっくんがあるということですね。
特に、今の政治活動においては、保育の現場での経験があるからこそ、保育士の声を代弁する現場に寄り添った意見を述べられるのでしょう。
ネットでは「保育士」として直接国会に声を届けているおっくんへの、感謝や応援が多数寄せられていました。
まとめ
今回は、ボイパのおっくんで有名になったおっくんこと、奥村政佳さんの現在とこれまでの経歴をまとめていきました。
日本最年少で気象予報士の資格を取得し、ハモネプ出演を機にアカペラバンド「RAG FAIR」にて歌手デビュー。
RAG FAIRが活動休止すると、政治塾に入学、保育士資格も取得し保育士として勤務。
2019年に参議院議員選挙に出馬するも落選。
その5年後に繰り上げ当選し晴れて参議院議員に。
気象予報士、歌手、保育士、国会議員
こんなにも多彩な経歴を持っている人は、おっくんぐらいではないでしょうか。
「保育士」として現場の声を届けてくれる議員さん、としてとても期待を寄せられているおっくん。
現状の任期は今年の7月までで、夏の参議院議員選挙に再度立候補する予定となっています。
保育現場改善のためにも、現場の立場から必死に声を上げて活動するおっくんに、今夏以降も引き続き活動してもらえたらいいですね。
コメント