熊本地震で最大震度7を観測した直後に、政治資金パーティーを予定通り開催し、「正直、やってよかった」と発言したことで大きな批判を集めている福岡県議会議員の松尾統章(まつお・とうしょう)氏。
ニュースを見て、
「松尾統章ってどんな人?」
「これまでどんな経歴を歩んできたの?」
「なぜ地震直後にパーティーを開催したの?」
「『やってよかった』と発言した理由は?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
松尾氏は20代で福岡県議会議員に初当選し、県議会議長や自民党福岡県議団会長を務めるなど、長年にわたり県政の中心で活動してきたベテラン政治家です。
一方で、今回の政治資金パーティー開催や発言をめぐっては、県議団内や世論からも厳しい批判の声が上がっています。
この記事では、松尾統章氏のプロフィールや経歴、地震直後の政治資金パーティーが問題視された経緯、「やってよかった」と発言した理由、現在の評判について分かりやすくまとめます。
松尾統章とはどんな人?プロフィール・経歴まとめ

松尾統章(まつお・とうしょう)氏は、福岡県北九州市八幡西区選出の福岡県議会議員です。
1973年1月7日生まれで、2026年7月時点で53歳。
北九州市立大原小学校、八児中学校、福岡県立北筑高校を経て、第一経済大学(現・日本経済大学)を卒業しました。
1999年、26歳で父・松尾剛健氏の後継として福岡県議会議員に初当選。
その後も連続当選を重ね、県議会議長や自民党福岡県議団幹事長など数々の要職を歴任してきました。
現在は自民党福岡県議団会長として、福岡県議会最大会派のトップを務めています。
また、スポーツ団体や地域団体の役職も多く務めるなど、地元に根差した活動を続けてきた政治家として知られています。
熊本地震直後の政治資金パーティーで何があった?
松尾氏が全国的に注目を集めたのは、2026年7月28日に開催した政治資金パーティーです。
この日は夕方、熊本県で最大震度7の地震が発生し、福岡県内でも震度5弱の揺れを観測。
福岡県は災害警戒本部を設置するなど、緊張した状況となりました。
しかし松尾氏は、北九州市内のホテルで予定していた政治資金パーティーを中止せず開催。
会場では県政報告を行った後、飲食を伴うビアパーティーやものまね芸人による余興も実施されました。
当時は福岡県議会で正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑も報じられており、県議会への信頼が揺らいでいた時期でもありました。
そのため、
- 地震直後に飲食を伴うパーティーを開催したこと
- 金銭疑惑への批判が続く中で政治資金パーティーを開いたこと
この二つが重なり、「中止すべきだったのではないか」と大きな批判を招く結果となりました。
「やってよかった」と発言した理由は?

パーティー開催後、松尾氏は「正直、やってよかった」「覚悟を持って開催した」と発言し、さらに議論が広がりました。
松尾氏によると、開催した理由は「支援者に自分の口で説明責任を果たすため」だったといいます。
会の内容も例年とは一部変更し、来賓あいさつを省いて約30分間にわたり県政報告や一連の疑惑について説明したとしています。
また、
- 参加者はすでに会場へ集まり始めていた
- 支援者から直接説明すべきだという声があった
- 開催後に生の意見を聞くことができた
ことから、「開催してよかった」と考えていると説明しました。
一方で、ものまね芸人による余興については「今になれば不適切だったと思わないでもない」と振り返っています。
しかし、開催そのものについては正当性を主張しており、この認識が世論との大きなズレとして受け止められました。
松尾統章の評判は?世間や県議団の反応
松尾氏は20年以上にわたり県議を務めてきたベテランで、地元には長年支えてきた支持者もいます。
一方で、今回の一件を受けて評判は大きく変化しました。
福岡県の服部誠太郎知事は、地震直後の飲食を伴う会合について「不適切ではないか」と苦言を呈しています。
また、自民党福岡県議団の内部からも、「会長として中止すべきだった」「もう擁護できない」といった厳しい意見が報じられ、会長辞任や議員辞職を求める声も上がりました。
SNSでも、
- 「被災地への配慮が足りない」
- 「説明責任を果たす場なら別の方法もあったのでは」
- 「『やってよかった』という発言に違和感がある」
など、厳しい意見が相次いでいます。
一方で、支援者の中には「直接説明を聞けてよかった」と受け止める人もおり、評価は完全に一方向ではありません。
ただ、現時点では今回の判断や発言によって政治家としての危機管理や倫理観を疑問視する声が目立っており、厳しい評価が広がっている状況です。
まとめ
松尾統章氏は、26歳で福岡県議会議員に初当選し、県議会議長や自民党福岡県議団会長を務めるなど、長年にわたり福岡県政を支えてきたベテラン政治家です。
しかし、2026年7月に熊本で最大震度7の地震が発生した直後、政治資金パーティーを予定通り開催したことや、「正直、やってよかった」と発言したことが大きな波紋を呼びました。
松尾氏自身は「説明責任を果たすためだった」と開催理由を説明していますが、災害発生直後というタイミングや飲食・余興を伴う形式に対しては、県議団内や行政、世論から厳しい批判が集まっています。
今後は、一連の金銭授受疑惑への説明責任に加え、今回の判断によって失われた信頼をどのように回復していくのか、その対応にも注目が集まりそうです。







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