宮迫博之はなぜテレビに戻れない?復帰を阻む“信頼”の壁とは

宮迫博之はなぜテレビに戻れない?復帰を阻む“信頼”の壁とは お笑い

かつてテレビで見ない日はないほどの人気を誇った芸人・宮迫博之さん。

お笑いコンビ「雨上がり決死隊」のボケ担当として、数々のバラエティ番組や司会業でも活躍してきました。

ところが、2019年を境にテレビの世界から姿を消し、今もなお完全復帰は叶っていません。

一体、宮迫さんはなぜ戻れないのでしょうか?

その理由を探るうえで外せないのが、「闇営業問題」とその後の対応、そして業界との関係性です。

今回は、宮迫さんの闇営業による業界追放からその後の経緯、未だに復帰とならない理由を深堀していきます。

宮迫博之何をした?闇営業問題の全容

宮迫さんの転落のきっかけとなったのは、2019年に週刊誌で報じられた“闇営業”問題です。

反社会的勢力が関与するパーティーに、吉本興業所属の芸人たちが事務所を通さず参加し、報酬を受け取っていたという内容です。

当初、宮迫さんは「報酬は受け取っていない」と主張していましたが、後にそれが事実ではなかったことが判明。

この“嘘の釈明”が世間や芸能関係者の信頼を大きく損ねる要因となりました。

吉本興業との関係も悪化し、最終的には契約解除

引用元:日テレNEWS NNN 2019/7/19

相方の蛍原徹さんとのコンビ関係にも亀裂が入り、長年続いた「雨上がり決死隊」も解散

芸能界で築き上げてきたキャリアは、わずか数ヶ月で崩れてしまいました。

宮迫博之の現在:テレビの外で活路を見出す

芸能界から姿を消した後、宮迫さんはYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」を開設し、自らのメディアで情報発信を始めました。

チャンネルでは、人気YouTuberや芸能人とのコラボ、グルメ企画などを展開。

登録者数は現在も安定しており、一定の人気を維持しています。

また、渋谷にオープンした焼肉店「牛宮城」のプロデュースも大きな話題に。

企画当初はトラブルもありましたが、現在は経営が軌道に乗っており、飲食業界でも注目を集めています。

引用元:YouTube

YouTubeや飲食ビジネス、時には舞台出演など、テレビ以外の場での活動を着実に広げているのが、今の宮迫博之さんの姿です。

引用元:京都新聞 ON BUSINESS

YouTubeでの再出発も…評価は賛否両論

宮迫博之さんは、闇営業問題による謹慎を経てYouTubeで活動を再開しましたが、最初の謝罪動画には「演技くさい」「本心が見えない」といった批判が殺到。

言葉選びや表現にも違和感を持つ視聴者が多く、低評価が高評価を大きく上回る厳しいスタートとなりました。

しかしその後、人気YouTuberヒカルさんとのコラボや、家族・過去のキャラクターを活かした独自企画が話題となり、登録者数は急増。

チャンネル開設からわずか127日で100万人目前に迫るなど、芸人YouTuberとしては異例の速さで成功を収めました。

現在ではYouTuberとして一定の地位を確立し、動画の評価も安定していますが、復帰の姿勢や謝罪の印象を巡っては今も意見が分かれる状況です。

テレビ復帰についても「戻らないのか、戻れないのか」といった議論が続いており、完全な信頼回復には至っていないと見る向きもあります。

テレビ復帰を阻む“見えない壁”とは?

では、宮迫博之さんがテレビに戻れない本当の理由とは何でしょうか。

それは「信頼」の欠如です。

まず第一に、スポンサー企業の意向

テレビ番組はスポンサーの協力なしでは成り立ちません。

かつて問題を起こし、しかも初期対応で嘘をついた過去のある人物を起用することに、企業が難色を示すのは当然のことです。

次に、視聴者の反応

YouTubeでは支持する声もあるものの、テレビの公共性という観点からは「イメージの良さ」が重視されます。

最後に、芸能界内での人間関係

吉本興業との関係が切れたことで、同事務所に所属する芸人たちとの共演も困難になり、業界内での立ち位置が不安定に。

今後の展望と世間の声

SNSやコメント欄を見ると、「もう十分反省したのでは?」「またテレビで見たい」といった声も確かに存在します。

ですが、その一方で「一度失った信用はそう簡単に戻らない」「他の芸人たちに迷惑をかけたことを忘れてはいけない」という意見も多いのが現実です。

現在の宮迫さんは、テレビに戻ることにこだわらず、YouTubeや飲食業、舞台など“テレビ以外”の場所で活躍を続けています。

そのスタイルこそ、これからの“芸能人”の新しい形なのかもしれません。

まとめ

宮迫博之さんがテレビに戻れない理由は、一言でいえば「信頼」を失ったことにあります。

それは視聴者から、業界から、そして仲間からの信頼です。

テレビ復帰は現状では非常に厳しい道と言わざるを得ません。

しかし、別のフィールドで新たな価値を生み出すことができれば、それはそれで“第二のキャリア”として成功する道でもあります。

宮迫博之さんがどのような未来を切り開いていくのか。

これからも多くの人が注目していくことでしょう。

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