党首討論や国会中継を見ていて、
「また大石あきこか…」
「高市批判ばかりで、言い方もきついし正直うるさい」
そう感じたことはありませんか?
人の話を聞かず、わーわー騒いでいるように見えるのに、
なぜか選挙では当選してきた政治家。
それが、れいわ新選組の大石あきこ氏です。
「こんな人、なんで支持されるの?」
「大阪では維新が強いのに、なぜ落ちない?」
「今度の衆院選でも、また当選してしまうの?」
そう疑問に思った人は、あなただけではありません。
実は大石氏の当選には、
見た目の“うるささ”だけでは分からない、はっきりした理由があります。
そして今回の衆院選では、当選の可能性と同時に、これまでにない逆風も吹いています。
この記事では、
- 大石あきこはこれまでなぜ当選してきたのか
- なぜ一定の支持層に強く刺さるのか
- 今度の衆院選でも本当に当選するのか
政治に詳しくない人でも分かるように、
できるだけシンプルに整理していきます。
「なんとなくモヤっとしていた理由」を、ここで一度スッキリさせてみませんか?
大石あきこが「なぜ当選してきたのか」を一言でいうと
結論から言うと、大石あきこ氏は
小選挙区で圧勝してきた政治家ではありません。
実はこれまでの当選は、主に「比例代表」での復活当選です。
比例代表とは、政党全体の得票数に応じて議席が配分される仕組みで、
小選挙区で敗れても当選する可能性があります。
大石氏は、
- れいわ新選組の比例票をしっかり集める
- 強く支持する固定層がいる
という特徴があり、これが当選につながってきました。
つまり、大石氏は
「幅広く好かれるタイプ」ではなく、
熱心に支持する層がはっきりしている政治家
と言えます。
好き嫌いが分かれるタイプですが、比例選挙ではこの特徴が強みになるのです。
支持される理由① 庶民目線の政策が分かりやすい

大石氏が支持を集める最大の理由は、
生活に直結する政策を前面に出していることです。
代表的な主張には次のようなものがあります。
● 消費税の廃止
物価高で生活が苦しい層にとって、
最も分かりやすい減税政策です。
● 介護・保育士の給与10万円アップ
人手不足が深刻な分野の待遇改善を訴え、
子育て世代や福祉関係者の共感を集めています。
● ガソリン税の減税
物価上昇の対策として、
家計への即効性を強調しています。
大石氏の特徴は、
難しい経済理論よりも
「生活が楽になるかどうか」
を前面に押し出す点です。
政策の実現性については賛否がありますが、
分かりやすさが支持につながっています。
支持される理由② 橋下徹氏に抗議した“闘う公務員”の過去
大石氏の知名度を一気に高めたのが、
大阪府庁職員時代の出来事です。
2008年、橋下徹氏が大阪府知事に就任した直後の朝礼で、
大石氏は突然立ち上がり、こう訴えました。
「どれだけサービス残業していると思っているんですか?」
橋下氏の公務員批判に対して、
現場の実態を真正面から反論したのです。

この場面はテレビでも報道され、
大きな話題になりました。
その後、大石氏は
- 橋下氏から厳しく批判される
- バッシングを受ける
という状況になりますが、主張を撤回しませんでした。
この出来事は現在でも、
「権力に立ち向かう人」
「現場を知る政治家」
というイメージにつながっています。
国会討論で強い口調になるのも、
この頃からのスタイルと言われています。
支持される理由③ 大阪で“反維新票”の受け皿になっている
大阪は、日本維新の会が非常に強い地域として知られています。
しかしその一方で、
- 維新の改革路線に不満を持つ層
- 自民や立憲に魅力を感じない層
も一定数存在します。
大石氏は、こうした層の受け皿になっています。
特にれいわ新選組は、
- 反緊縮(積極財政)
- 格差是正
- 既得権批判
を強く掲げており、維新とは対照的な立場です。
また、大石氏は街頭演説やSNSでの発信にも力を入れており、
既存政党に不満を持つ有権者へ直接訴えるスタイルを取っています。
大阪では維新が強いからこそ、
「反維新の象徴的存在」
として一定の支持を得ている側面もあります。
実は小選挙区では勝てていない?当選の“中身”を整理
ここで一度、冷静に大石あきこ氏の選挙結果を振り返ってみます。
過去の主な選挙結果
- 2019年 大阪府議選(淀川区)
→ 約1万3千票を獲得するも落選 - 2021年 衆院選(大阪5区)
→ 小選挙区で敗北、比例復活で初当選 - 2024年 衆院選(大阪5区)
→ 再び小選挙区敗北、比例復活で2期目当選
つまり大石氏は、
小選挙区で地元を制して勝ったことはありません。
大阪5区は維新の地盤が非常に強く、
- 地元組織
- 後援会
- 知名度
の面で、大石氏は常に不利な立場にあります。
それでも当選できた理由は明確で、
比例代表という仕組みがあるから
です。
「当選し続けている=選挙に強い」というより、
比例で確実に票を取れる政治家、というのが実態に近いでしょう。
今度の衆院選でも当選する?プラス材料と逆風
では、次の衆院選でも
「また大石あきこは当選してしまうのか?」
という点を見ていきます。
当選の可能性を支える要因
- 物価高が続き、消費税廃止・減税が再び注目
- れいわ新選組の比例票は一定数見込める
- 野党・無所属が乱立し、比例枠が割れる可能性
特に比例代表では、
「この人だけは応援したい」という固定支持層の存在が強みになります。
一方で、これまで以上の逆風も
今回、大石氏にはこれまで以上に厳しい要素もあります。
- 公職選挙法違反疑惑(歩き演説など)
- 政治資金の記載漏れ問題
- 国会や討論での態度に対する批判の拡大
さらに大阪5区では、
- 維新の現職
- 自民党から杉田水脈氏が出馬
- 国民民主、参政、共産なども擁立
と、かなりの混戦状態です。
比例票は取れても、
「嫌悪感から比例票を入れない層」が増えると、
当選ラインを割る可能性も出てきます。
結論:大石あきこは「嫌われても票を集める政治家」
大石あきこ氏は、
- 丁寧で穏やかな政治家
- 幅広く好かれるタイプ
とは、正直言えません。
しかしその一方で、
- 物価高に苦しむ人
- 既存政治に怒りを感じている人
- 維新政治に反発する層
からは、
「代弁者」「闘ってくれる人」として強く支持されています。
比例代表では、
好感度よりも「どれだけ刺さるか」が重要です。
その意味で大石氏は、
当選する力をまだ持っているが、安泰ではない政治家と言えるでしょう。
まとめ|なぜ大石あきこは当選してきたのか
- 小選挙区で勝ち続けたわけではない
- 比例代表で固定支持層の票を集めてきた
- 消費税廃止など、分かりやすい庶民向け政策
- 橋下徹氏に抗議した過去が「闘う政治家」像を作った
- 大阪で反維新票の受け皿になっている
そして今回の衆院選は、
当選の可能性はあるが、これまで以上に落選リスクも高い
という、かなり際どい選挙になりそうです。
「また当選するのか?」
それとも「さすがに今回は厳しいのか?」
その答えは、
比例票を支える支持層がどこまで残るかにかかっています。






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