2025年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』をめぐり、一連の騒動によって降板した永野芽郁さんの代役候補として、白石聖さんの名前が報じられ注目を集めています。
代役とはいえ、大河ドラマという大舞台で重要な役どころを任される可能性があるのは、白石さんのこれまでの実績と演技力があってこそでしょう。
2023年にはNHKの人気時代劇『大奥』で、お信役として出演。
初の本格的な時代劇ながら、美しい和装姿と気品ある佇まいが話題となり、時代劇女優としても高く評価されました。
本記事では、そんな白石聖さんの出演作を振り返りながら、時代劇における彼女の魅力と今後の活躍に迫ります。
白石聖のプロフィールと代表作

名前:白石 聖(しらいし せい)
生年月日:1998年8月10日
年齢:26歳(2025年5月時点)
出身地:神奈川県横浜市
趣味・特技:書道、ドラム、音楽鑑賞、漫画・アニメ
所属事務所:フラーム(2025年5月より)
学歴:神奈川県立金沢総合高校卒業、大学進学はせず芸能活動に専念
白石聖さんは、高校2年生のときに原宿でスカウトされ、芸能界入り。
清楚なルックスと柔らかな声が印象的で、デビュー当初から“次世代ヒロイン”として注目を集めてきました。
2018年にはBSスカパー!の実写ドラマ『I”s(アイズ)』でヒロイン・葦月伊織役を務め、注目度が一気に上昇。
NHK『だから私は推しました』(2019年)、フジテレビ『絶対正義』(2019年)、『推しの王子様』(2021年)、『新空港占拠』(2024年)など、現代劇でも幅広い役柄をこなしています。
映画では『PRINCE OF LEGEND』(2019年)、『胸が鳴るのは君のせい』(2021年)といった話題作でヒロインを演じ、演技力と透明感ある存在感で観客を魅了。
主役・ヒロインとしての実績を着実に積み重ねてきました。
次に、そんな白石聖さんが時代劇で見せた新たな魅力について紹介します。
白石聖『大奥』(2023年)で見せた時代劇女優としての実力
――繊細な感情表現と時代劇らしい所作の両立
白石聖さんが時代劇に初挑戦したのが、2023年放送のNHKドラマ『大奥』。
彼女が演じたのは、8代将軍・徳川吉宗編に登場する、薬種問屋の跡取り娘・お信です。

幼なじみの水野祐之進(中島裕翔)への秘めた恋を抱えながら、時代や身分制度の中で生きる女性という、繊細で複雑な感情表現が求められる役柄でした。
白石さんは、江戸時代の町娘らしい所作や言葉遣いを自然に取り入れつつ、表情や声のトーンに細やかな感情の揺れを込め、儚さと芯の強さを併せ持つお信を見事に体現しました。
祐之進との身分違いの恋、自身の家業への責任感、時代に翻弄される葛藤を、控えめながらも強く印象に残る演技で表現しています。
放送後、視聴者やメディアからは
「冒頭から泣かされた」
「儚い悲恋が胸を打った」
などの声が相次ぎ、作品の世界観を深めた名演と高く評価されました。
主演級の存在感を発揮した白石さんは、この作品で時代劇女優としての新境地を切り拓いたといえるでしょう。
『豊臣兄弟!』初の大河ドラマ出演へ! 白石聖への期待
025年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では、永野芽郁さんの降板により、代役として白石聖さんが出演交渉中であると一部メディアが伝えました。
現時点で公式発表はされていないものの、白石さんが大河ドラマという国民的作品に抜擢される可能性があることに、ファンや視聴者からは大きな注目が集まっています。
白石さんは、これまで現代劇・恋愛ドラマ・サスペンスなど幅広いジャンルでヒロインや主要キャストを演じてきた実績に加え、2023年のNHK時代劇『大奥』で見せた高い表現力により、時代劇作品でも評価を確立しつつあります。

そのため、大河ドラマのような歴史劇の世界でも、人物の内面を丁寧に掘り下げ、時代背景をふまえた表現が期待できる女優といえるでしょう。
仮に出演が決定すれば、白石さんにとっては初の大河ドラマ出演となり、さらなる飛躍のステップとなるのは間違いありません。
彼女の存在感と演技力に期待が集まります。
まとめ
白石聖さんは、2023年のNHKドラマ『大奥』で時代劇女優としての高い実力を示し、繊細な感情表現と江戸時代らしい所作を見事に両立させました。
現代劇や映画で数々のヒロインを務めてきた彼女が、時代劇でも存在感を放ったことで、女優としての幅を大きく広げています。
そして2025年放送予定の大河ドラマ『豊臣兄弟!』では、永野芽郁さんの代役候補として白石さんの名前が浮上。
初の大河ドラマ出演が実現すれば、白石さんのキャリアにとって大きな飛躍となるでしょう。
今後も幅広いジャンルでの活躍が期待される白石聖さんの動向から、目が離せません。
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