埼玉県鳩山町長の小川知也さんは、2024年7月に現職の町長としては全国で最年少の28歳で当選を果たしました。
この若さで町長に当選されるとは、きっと若いなりにも積み重ねてきた努力やそこから生まれた信頼があったからでしょうね。
そんな現在に至るまでの学歴や経歴、そして町長当選からもうすぐ1年経つ中でのこれまでの取り組みを調べてみました!
小川知也のプロフィール

名前:小川 知也(おがわ ともや)
生年月日:1996年4月14日
年齢:28歳(2025年3月時点)
出身地:埼玉県鳩山町
趣味:キャンプ(自然と触れ合うこと)、野球、ラクロス
職業:埼玉県鳩山町 町長
家族:父・母・姉
生まれ育った鳩山町にて、「よりよい町にしていきたい!」という思いで突き進んできたようですね。
好きな言葉は『継続は力なり』ということで、この言葉を胸に地道に努力を積み重ねてきたのではないでしょうか。
また、趣味を見るとインドアよりアウトドア派、活動的な様子が伺えます。
小川知也の学歴
小川知也さんの学歴は下記のように紹介されています。
詳細を見ていきましょう。
小学校:亀井小学校
鳩山幼稚園を卒園後、入学したのは地元の鳩山町立亀井小学校です。

3年生からは少年野球チーム”鳩山ヤンキース”に入団し、6年生では主将も務めていたそうです。
小川さんのインスタにて、少年野球時代の写真が掲載されていました。
中学校:鳩山中学校
中学も地元の鳩山町立鳩山中学校です。

中学でも野球部に所属し、副主将を務められていたそうです。
また、生徒会副会長もされていたということで、子どもの頃から責任ある立場にて周りをまとめ上げる役を担っていた様子が伺えます。
高校:早稲田大学本庄高等学院
小・中と公立でしたが、高校は私立の早稲田大学本庄高等学院出身です。 偏差値75で、埼玉県内389校中1位の難関私立高校です。

高校でも野球部に所属されていたようです。
学業も部活動もしっかりとこなされ、文武両道お手本のような学生時代ですね。
大学:早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科
大学は早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科です。
高校の内部進学制度にて進学されたと考えられます。

大学ではラクロス部に入部され、関東新人大会優勝、全日本学生選手権優勝などの実績を残されました。
大学は政治に関わる学部で学ばれたのかと思っていたので、スポーツを専攻され、部活動に打ち込んでいたのは意外ですね。
この頃はまだ町長になろうとは考えていなかったのかもしれません。
ちなみに、スポーツ科学部ではスポーツビジネスやスポーツを通じた地域活性化について学びを深められたそうです。
今後の鳩山町の市政でも、スポーツを通じた地域活性化が取り入れられるかもしれませんね。
小川知也の経歴
小川知也さんの経歴は以下の通りです。
2019年2月:大東文化大学男子ラクロス部(ヘッドコーチ、アシスタントコーチ)
2019年4月:株式会社オリエンタルランド 入社(~2023年5月)
2021年2月:日本ラクロス連盟公認A級指導者資格取得
2023年5月:衆議院議員小森卓郎事務所 入所(~2024年2月)
2024年7月:鳩山町長 当選
大学卒業間近の2月に、大東文化大学ラクロス部にて指導者の立場になっていたこと、また、民間企業への就職後にもラクロスの指導者資格を取得していたことには驚きです。
大学でラクロス部に入部したことで、指導する立場にとても関心を持たれたのでしょうか。
やはり、人をまとめ上げることが向いているようですね。
その他の項目について詳しく見ていきましょう。
株式会社オリエンタルランド 入社

オリエンタルランドといえば、知らない人はいないくらい有名な東京ディズニーランドの運営会社です。
2023年5月に退社するまでの4年間で、フードオペレーション部、フード開発販売部、経理部財務グループにて働かれていたようです。
オリエンタルランド時代については、
現場・現物・現実の3現主義を学び、実際にどうやってお客様に幸せが届けられているかを大事にしていた。
多額の資産運用を通して、絶対に失敗してはいけないという経験や財務管理に関する知識・経験を積んだ。
と自身のインスタで話されていました。
また、町長になってから全職員との面談の際に、オリエンタルランドでアルバイトの方々と面談した経験が活かせた、との話もありました。
企業での経験はしっかりと活かされていますね!
成人の日の祝辞には、”ノートルダムの鐘”の話を出したり、家ではミッキーの服を着ていたりと、ディズニーへの愛は今もなお健在のようです。

衆議院議員小森卓郎事務所 入所
2023年5月~2024年2月まで、小森卓郎衆議院議員の事務所にて秘書として勤務しました。
町長に立候補することを決めたのは、2024年になってからということなので、秘書としての業務が鳩山町長になることへの大きなきっかけになったのでしょうか。
政治の実務やノウハウを学ぶ貴重な時間になったことでしょう。
鳩山町長 当選

2024年7月、他の立候補者に圧倒的多数の差をつけ見事町長に当選されました。
当初は「若すぎる」との声もありましたが、そんな中でも地道に町民との対話集会を重ね、直接話す機会を35回も設けたそうです。
このように、直接町民と話すことを重視しつつ、また、若さを活かしたSNSの活用等様々な努力が実を結んだ形ですね。
ぜひ、町民の皆さんの期待に応えていってほしいものです。
町長になってからの取り組みは?
2024年7月に町長に当選されてから、まもなく1年が経ちますがどのような取り組みされているのでしょうか?
全職員との個別面談
小川氏が町長に就任されて、まず実施したのは役場の全職員との個別面談です。
「働きやすさ」「モチベーション」について一人ひとりと話すことで現状や問題点の把握、また人材把握もされたということです。
選挙時と同じく、『対話』を重視する姿勢が伺えますね。
秘書企画室の設置
2025年2月に新たに『秘書企画室』を設置しました。
税収に関する業務に専念し、スピード感をもって対応するために立ち上げられたそうです。
かねてより、小川氏は町の財政に危機感をもっていたので、こちらの部署の設置が財政改革の第1歩になりそうですね。
税収を増やし、住民の皆さまにより質の高い行政サービスを提供することが目的です。
引用元:小川氏インスタグラムより
町の財政、行政サービス等どのように変わっていくのか期待したいですね。
町のPR

小川氏は若さを活かした取り組みとして、積極的にSNSを活用し鳩山町のPRを行っています。
また、SNSだけに留まらずテレビ出演も積極的に行っており、彼の出演を機に鳩山町のことを知り興味を持つ人は少なからずいることでしょう。
その中から鳩山町のふるさと納税を利用したり、ひょっとしたら移住したいと考える人もいるかもしれないので、こういった取り組みはとても有効なように思います。
まとめ
今回は、現職の町長で最年少の埼玉県鳩山町小川知也さんの学歴や経歴、活動状況等を調査していきました。
スポーツも学業も非常に優秀だった小川さん。
そん中で培ってきた人間力と地元鳩山町への愛が鳩山町の人々の心を動かし支持されたのでしょう。
町長になってからも、町民の人々の期待に応えるべく精力的に活動している様子が伺えます。
就任し、まだ1年も経たない中ですぐに結果を出すことは難しいですが、ぜひ小川さんが町長になってよかった!と思ってもらえる成果を出していってほしいものです。
若い人が頑張っている姿は特に応援したくなりますね!
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