鹿乃つのコスプレでの大阪万博炎上はなぜ?3つの理由!

鹿乃つのコスプレでの大阪万博炎上はなぜ?3つの理由! アニメ

コスプレイヤー鹿乃つのさんが、漫画『ダンジョン飯』のキャラクター「マルシル」のコスプレで大阪万博を訪れ、その行動が物議を呼んでいます。

なぜ、そこまで炎上するのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな方に向けて鹿乃つのさんが炎上するに至った背景や論点を分かりやすく説明していきます。

鹿乃つのとは何者?プロフィール紹介!年齢は?

引用元:Instagram

名前:鹿乃つの(しかのつの)
年齢:非公表(20代くらい?)

職業:​コスプレイヤー、ライター、デザイナー
出身地:北海道

今回話題となっている鹿乃つのさんは、北海道出身の人気コスプレイヤーです。

彼女は、コスプレを通じてキャラクターへの愛情を表現し、「キャラクターを連れて行く」という感覚で活動しています。

特に注目を集めたのが、漫画『ダンジョン飯』に登場するエルフの魔法使い「マルシル」のコスプレ。

マルシル(PV第1弾場面カット)
引用元:MOVIE WALKER

表情やポージング、衣装の完成度に加え、キャラクターの感情や性格までをも細かく表現する彼女の姿勢に、原作ファンからも高い評価が寄せられています。

また、鹿乃つのさんはただ写真を投稿するだけでなく、SNSやnoteで自らのコスプレに対する想いや制作過程、撮影の裏話などを丁寧に発信している点でも特徴的です。

派手さよりも「キャラクターと共に世界を歩くような自然体の表現」を大切にしているスタイルは、昨今のコスプレシーンにおいても独自性があり、支持を集めている理由のひとつといえるでしょう。

大阪万博でのコスプレ来場とは?炎上までの経緯と背景

2025年4月、コスプレイヤーの鹿乃つのさんが、漫画『ダンジョン飯』のキャラクター「マルシル」のコスプレで大阪・関西万博を訪れたことが、SNS上で賛否を呼びました。

万博のコスプレに関する公式見解

大阪万博の公式FAQでは、コスプレや仮装について以下のように記載されています。

「持込禁止物に該当しないものであれば、装着しての入場は可能です。但し、会場内の公序良俗に反する服装や平穏を乱す行為は禁止です。」
引用元:EXPO 2025 公式HP

引用元:EXPO 2025 公式HP

つまり、特定の条件を満たせば、コスプレでの入場自体は許可されていることになります。​

鹿乃つのの行動と発信

鹿乃つのさんは、万博会場でのコスプレ体験を自身のnoteで詳細に報告しました。

​彼女は、公共の場でのコスプレに対するマナーや注意点についても言及し、他のコスプレイヤーへの配慮を呼びかけています。

また、SNS上でも万博でのコスプレ体験を共有し、写真や感想を投稿しました。​

これに対し、ファンや一部のユーザーからは好意的な反応が寄せられました。

炎上の発生とその背景

しかし、鹿乃つのさんの投稿が広まるにつれ、

万博はコスプレを楽しむ場所ではない

TPOをわきまえるべき

といった批判的な意見も増加しました。​

これにより、SNS上で炎上状態となりました。

一方で、

公式が許可しているのだから問題ない

コスプレ文化を世界に発信する良い機会

といった擁護の声もあり、意見が分かれる状況となっています。​

なぜ炎上したのか?3つの理由!

鹿乃つのさんが大阪万博でコスプレをした件は、SNS上で大きな注目を集めた一方、批判的な声も多数寄せられ炎上状態となりました。

主な要因は以下の3つです。

公共の場でのコスプレに対する違和感

万博という国際的かつ公共性の高いイベントにおいて、キャラクターの衣装で来場することに対し、「場にそぐわない」「TPOをわきまえていない」と感じた人も多くいました。

特にコスプレ文化に馴染みのない層にとっては、そのような姿が非日常的であり、驚きや違和感、さらには嫌悪感につながることもあります。

自己顕示欲や承認欲求への反発

SNS上で鹿乃つのさんが投稿した内容に対し、「目立ちたかっただけでは?」「わざわざ炎上狙いでやっているのでは」という批判も見受けられました。

本人の意図はどうあれ、“映える”行動が注目を集めているように見えることで、SNS時代特有の「承認欲求」に敏感な人たちの反発を招いたと考えられます。

コスプレ界の“マナー”と文化全体への影響

コスプレイヤーの間では、「コスプレは専用のイベントや撮影が許可された場所で行う」という“暗黙のルール”があります。

鹿乃つのさんは公式ルールに反していたわけではありませんが、コスプレ文化内部では「公共の場でキャラになりきるのは控えるべき」という価値観も根強く存在します。

さらに、「今回のような事例が広まれば、マナーを守らない人が模倣するかもしれない」「結果として、会場側がコスプレ自体を禁止する可能性もある」といった懸念も噴出しました。

文化を守るという意味で“内部からの批判”が強まったことも、炎上の火に油を注ぐ要因となりました。

鹿乃つのが一部から嫌われている理由とは?

今回の炎上に限らず、鹿乃つのさんに対して以前から批判的な声があったのも事実です。

特に二次創作やグッズ販売に関するスタンスに対して、界隈の一部から反感を持たれていた側面があります。

「マルシル」名義のグッズ販売が波紋を呼んでいた

鹿乃つのさんは、人気漫画『ダンジョン飯』のキャラクター「マルシル」のコスプレを自身で行い、その姿を元にしたアクリルスタンド等を販売していました。

自身のコスプレをもとにグッズを作成し販売

その際、グッズにはキャラクター名である「マルシル」という表記も含まれており、作品のファンや二次創作に関わる人たちの間で、「これは公式に許可を取っているのか?」という疑問が浮上。

というのも、同人グッズの販売は「黙認」に支えられている部分が大きく、出版社側が問題視すればいつでも規制対象になり得ます。

仮に誰かが出版社に「これは大丈夫なんですか?」と問い合わせれば、最悪、界隈全体にとって不利なルール変更が起きかねないという懸念も。

こうした背景から、「自分だけが目立ちたいがために、界隈全体に火種を持ち込んでいるのでは?」と不信感を抱く人が一定数いたのです。

原作やキャラクターへの「敬意が足りない」という批判も

さらに、鹿乃つのさんがXで「キャラをお借りするという表現が生理的に嫌い」と発言していたことも、一部の人々から疑問視されています。

二次創作界隈では、「原作やキャラを“借りている”という意識=敬意」が重要視される傾向があり、その価値観に真っ向から反するように見えるこの発言は、「原作を軽んじている」と受け止められたのです。

その結果、「キャラ愛ではなく、自己表現や商業利用の道具としてしか見ていないのでは?」という印象を持たれてしまい、過去から現在にかけて批判が積み重なっているのが実情です。

まとめ

今回は、コスプレイヤー・鹿乃つのさんが大阪万博でコスプレ来場したことによる炎上騒動について、背景や理由を整理してきました。

一見すると、万博のルールに違反していたわけではありません。

しかし、
・公共の場でのTPOへの配慮不足
・自己アピールや承認欲求への反発
・コスプレ界隈内部のマナー意識
・さらに、二次創作文化全体への悪影響を懸念する声
といった複数の要素が重なり、賛否両論が巻き起こったのが実態です。

また、鹿乃つのさん自身が以前からグッズ販売や作品への向き合い方について、一部の人たちから不信感を抱かれていたことも、今回の炎上をより大きくした要因といえるでしょう。

今後、コスプレや二次創作文化がより多くの人に認知され、広まっていくためには、
「好きなことを表現する自由」と「社会との接点で求められる配慮」
このバランスを意識していくことが、ますます大切になっていきそうです。

鹿乃つのさんの行動をきっかけに、私たちも改めて「表現すること」と「文化を守ること」について考える機会にしていきたいですね。

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