2026年の衆院選で苦戦したれいわ新選組。
その中で、ただ一人当選を果たしたのが山本譲司(山本ジョージ)氏です。
「この人ってどんな経歴?」
「昔、不祥事があった人では?」
「なぜ当選できたの?」
そんな疑問を持って検索した人も多いのではないでしょうか。
山本氏は、かつて国会議員として活動する一方、秘書給与詐取事件で実刑判決を受け、政界を去った過去があります。
しかし出所後は福祉の現場で働き、著書『獄窓記』で注目を集めました。
そして2026年、れいわ新選組から再び国政へ――。
この記事では、
- 山本譲司氏のこれまでの経歴
- れいわに入党した理由
- 2026年衆院選で「なぜ当選できたのか」
- 世間の評判はどうなのか
を、政治に詳しくない人でも分かるように、簡潔に整理します。
「おこぼれ当選」と言われる理由の裏側も含め、事実ベースで分かりやすく解説していきます。
山本譲司とはどんな人物?【経歴まとめ】

山本譲司(やまもと じょうじ)氏は、1962年生まれ。北海道札幌市出身、佐賀県育ちです。
早稲田大学卒業後、政治の道へ。
元首相の菅直人氏の秘書を務め、26歳で東京都議に初当選。さらに1996年には衆議院議員(東京21区)として国政入りしました。
順風満帆に見えた政治人生ですが、2000年に秘書給与詐取事件で逮捕・実刑判決を受け、議員を辞職します。
ここで政界から姿を消しますが、転機が訪れます。
出所後は福祉施設で勤務し、訪問介護員として現場に立ち続けました。
刑務所での体験を綴った著書『獄窓記』は新潮ドキュメント賞を受賞。
「更生支援」や「社会復帰」の重要性を訴える活動を続けてきた人物です。
つまり、
・ 元国会議員
・ 実刑を経験
・ その後は福祉の現場へ
という、かなり異色の経歴の持ち主です。
なぜれいわ新選組に入党したのか?
山本氏が再び政治の表舞台に戻ったのは、れいわ新選組からの擁立がきっかけです。
代表の山本太郎氏は、弱者支援や反緊縮政策を掲げています。
山本譲司氏が出所後に取り組んできた「生活困窮者支援」「障害者福祉」「更生支援」と方向性が重なりました。
本人にとっても、
・刑務所出所者の社会復帰
・生活保護制度の改善
・障害者支援の強化
といったテーマは、自身の経験と直結する政策分野です。
党側も「現場経験を持つ即戦力」と評価し、政策委員に起用。
こうして“山本コンビ”として再出発することになりました。
2026年衆院選でなぜ当選できたのか?
最大の疑問はここでしょう。
れいわ新選組は全体として苦戦。
しかし山本氏は比例南関東ブロックで当選しました。
ポイントは「比例代表制度」と「自民党の名簿不足」です。
自民党が比例で大量得票したものの、小選挙区で勝利した候補が多く、比例名簿の人数が足りなくなる事態に。
その結果、他党に議席が回る構図が生まれました。
れいわは同ブロックで議席を確保し、名簿上位だった山本氏が当選。
党として唯一の議席となりました。
このため、
・「おこぼれ当選」
・「ゾンビ復活」
と揶揄する声もあります。
ただし、
・元国会議員としての経験
・福祉分野での実績
・党内での名簿上位評価
があったからこそ、当選の位置にいたのも事実です。
偶然の要素はあっても、まったくの“棚ぼた”とは言い切れない――
それが今回の当選の実態といえます。
山本譲司の評判は?賛否を整理
山本譲司氏の評判は、大きく分かれています。
■ 肯定的な声
・実刑を経験し、更生支援に取り組んできた
・訪問介護員として現場を知っている
・福祉政策に説得力がある
特に、出所後に福祉の現場で働き続けた点を評価する声は少なくありません。
「机上の空論ではない政治家」「弱者目線を持つ実務家」という見方もあります。
■ 批判的な声
一方で、2000年の秘書給与詐取事件のイメージは今も強く残っています。
・「前科がある政治家で大丈夫?」
・「比例のおこぼれでは?」
・「れいわのイメージが悪くなる」
といった厳しい意見もSNSでは目立ちます。
つまり、
“更生の象徴”と見るか、“不祥事の人”と見るかで評価が真っ二つに割れているのが現状です。
れいわ内での役割と今後
れいわ新選組にとって、今回の議席は非常に重い意味を持ちます。
山本氏は、
・福祉・更生政策の専門家
・国会経験のあるベテラン
・政策実務を担う存在
として期待されています。
代表の山本太郎氏が発信型なら、山本譲司氏は実務型。
党にとっては“現場を知るブレーン”のような立場です。
今後、福祉や刑務所出所者支援の政策でどこまで存在感を示せるかが、評価を左右しそうです。
まとめ|山本譲司は「偶然」だけで当選したのか?
今回のポイントを整理すると――
✔ 元国会議員で実刑経験者という異色の経歴
✔ 出所後は福祉の現場で活動
✔ れいわの弱者支援政策と理念が一致
✔ 当選の直接要因は比例制度と自民の名簿不足
✔ 評判は賛否両論
確かに当選には制度上の要因がありました。
しかし、その位置にいた背景には、過去の議員経験や福祉分野での実績があります。
「おこぼれ」なのか、それとも「復活劇」なのか――。
最終的な評価は、これからの国会活動次第といえるでしょう。
今後の動向にも注目です。






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