お笑いコンビ「チームバナナ」が2025年9月に解散を発表しました。
ニュース記事やSNSでも触れられている解散理由は「体調不良」と「やりたい仕事の違い」。
ただ、この「やりたい仕事の違い」とは一体どういうことなのか?と気になった方も多いのではないでしょうか。
本記事では、チームバナナの二人のプロフィールやこれまでの活動を振り返りながら、解散理由について分かりやすく整理していきます。
チームバナナとは?二人のプロフィール

引用元:X
- 山田愛実(やまだ まなみ)
ボケ担当。芸人としてだけでなく、女優活動にも挑戦してきた経歴を持つ。
2022年頃から体調不良が続き、2023年には長期休養に入っていた。 - 藤本友美(ふじもと ゆみ)
ツッコミ担当。明るいキャラクターで、山田の休養中もソロで舞台やライブに出演し、芸人活動を継続していた。
「チームバナナ」は、女性コンビとして2010年代から活動し、独特の掛け合いやテンポの良さで人気を集めていました。
賞レースにも挑戦し続け、お笑いシーンで一定の存在感を示してきた実力派コンビです。
チームバナナ解散の公式な理由まとめ
チームバナナの解散については、メンバーの山田愛実さん・藤本友美さんそれぞれがSNSやコメントで言及しており、公式に示された理由は大きく分けて 「体調不良」と「やりたい仕事の違い」 の2点です。
まず、山田さんは
「休養前からコンビでやりたい仕事の違いや体調不良等で解散の話が出ていた」
と明言。
これは、単に今回の体調不良だけが理由ではなく、以前から二人の間に方向性の違いが存在していたことを示しています。
さらに、藤本さんも
「休養前からコンビでやりたい仕事の違いや体調不良等で解散の話が出ていた」
と発信しており、双方が納得のうえでの解散であることが分かります。
つまり、今回の解散は不仲やトラブルではなく、
- 山田さんの長期的な体調不良によってコンビ活動を継続するのが難しかったこと
- 芸人としてどんな活動を目指すかについて意見の違いがあったこと
この2つが重なった結果としての「前向きな区切り」とまとめられます。
山田愛実の体調不良と長期休養の経緯
チームバナナ解散の大きな背景には、山田愛実さんの体調不良があります。
彼女は2022年夏頃から肋間神経痛やインフルエンザに悩まされ、その後も微熱や体調不安が続きました。
検査では大きな異常は見つからなかったものの、回復に時間がかかり、2023年2月には正式に長期休養へ。
コンビの活動も事実上ストップしました。
その後、約2年間にわたり芸人としての活動は休止。
2025年3月にライブ出演とSNSで復帰を報告し、同時に休養中に結婚していたことも明かしました。
ただし発表を控えていたのは「まずは体調回復を優先したかったから」とのことです。
筆者としては、詳細が公表されなかった分だけファンも心配だったと思いますが、長期休養を経て舞台に戻った姿は安心感を与えました。
とはいえ、この2年間のブランクがコンビの活動に大きな影響を与えたのは間違いありません。
「やりたい仕事の違い」とは何か?
チームバナナの解散理由として公表された「やりたい仕事の違い」とは、単純に仲が悪くなったという話ではありません。
むしろ、芸人としてどう活動していきたいのか、その方向性や価値観が一致しなくなったことを指していると考えられます。
相方の藤本友美さんは、山田さんの休養中もピンでお笑いの舞台に立ち続け、芸人として活動の場を途切れさせない道を選びました。
一方で、山田愛実さんは体調回復を優先しながら、芸人としてどんな形で活動を再開するかを慎重に考えていたといいます。
芸人としての復帰タイミングや活動のスタイルに対して、スピード感や優先順位に差があったのでしょう。

さらに、お笑いのキャリアの築き方そのものにも違いがありました。
藤本さんは舞台中心で「芸人として笑いを届けたい」という気持ちが強かったのに対し、山田さんは活動再開後の働き方や、結婚を含めたライフスタイルとの両立を重視していたと考えられます。
これは「芸人としての理想像」や「人生の設計」に対する姿勢の違いでもあります。
こうした価値観のズレは一度生じると埋めるのが難しく、長期休養というタイムラグがその溝をさらに広げてしまったのかもしれません。
解散は残念ですが、それぞれが納得のいく形で自分の道を選ぶための決断だったといえるでしょう。
まとめ
チームバナナの解散理由は、山田愛実さんの長期休養と、コンビとしての方向性の違いでした。
山田さんは2022年夏頃から体調不良に悩み、2023年2月から約2年間活動を休止。
復帰後も体調を優先しつつ、自分のペースで芸人活動を再開しました。
一方、藤本友美さんは休養中も舞台で活動を続け、二人の進みたい道や活動スタイルに違いが生じたまま時間が過ぎていきました。
最終的に、無理に活動を続けるよりも、それぞれの道を歩む方が前向きだと判断し、円満解散に至ったのです。
ファンにとっては寂しい知らせですが、互いが納得した上での決断であり、これからはそれぞれの道での活躍を応援できると感じます。
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