「根尾昂って、甲子園ではあんなにすごかったのに、なんでプロでは活躍できないの?」
大阪桐蔭で春夏連覇を達成し、ドラフトでは4球団が競合した根尾昂選手。投手と野手の「二刀流」で注目された、まさにスター候補でした。
ところがプロ入り後は野手として結果を残せず、投手へ転向。2026年にはプロ初勝利を挙げたものの、一軍定着には至らず、8月には2軍戦で1アウトも取れず7失点するなど、厳しい状況が続いています。
なぜ、これほど期待された根尾選手が伸び悩んでいるのでしょうか?
この記事では、根尾昂選手が活躍できないと言われる理由や、度重なるポジション変更、投手としての課題、中日の育成方針などを整理します。
根尾昂は甲子園でどれほどすごかった?

根尾昂選手は大阪桐蔭高校時代、投手・遊撃手・外野手をこなす「二刀流」として活躍しました。
2018年には大阪桐蔭の春夏連覇に貢献し、ドラフトでは4球団が競合する1位指名。
まさに将来のスター候補としてプロ入りしました。
ところが、プロでは野手として思うように結果を残せず、2022年に投手へ転向。
ここから「なぜあれほどの選手が……?」という状況になっていきます。
最大の理由は「ポジションが定まらなかった」?
根尾選手はプロ入り後、
遊撃手→外野手→投手
とポジションを変更しています。
複数のポジションをこなせることは大きな才能ですが、プロでは一つのポジションを極めるだけでも時間が必要です。
元ヤクルトの宮本慎也氏も、根尾選手について「どのポジションで育てたかったのか」という趣旨の指摘をしています。
高い注目度もあり、「早く一軍で使いたい」という事情もあったとされ、結果的に一つの分野に集中して育成する時間が少なかった可能性があります。
投手転向後も「制球力」が課題に
投手転向後、一時は可能性を感じさせる投球もありました。
2023年には一軍先発で好投し、「投手ならいけるのでは?」と期待された時期もあります。
しかし、その後は安定せず。
特に現在の課題となっているのが制球力です。
2026年のファームでは9回1/3を投げて11四死球、4暴投。
さらに8月11日のDeNA戦では、1アウトも取れず7失点という厳しい登板となりました。
球威だけで圧倒するタイプでもないため、安定してストライクを取ることが大きな課題になっています。
「野手→投手」の転向も大きな壁だった
根尾選手は高校時代から投手経験がありましたが、プロ入り時は野手として入団しています。
そこからプロ4年目で投手へ転向。
投手には、制球・変化球・投球フォーム・配球など、長い時間をかけて身につける技術が数多くあります。
つまり根尾選手は、同年代の投手が何年も積み重ねてきた経験を、プロ入り後に追いかける形になりました。
そのため、「才能がなかった」というより、投手として完成する前に時間が過ぎてしまったとも考えられます。
根尾昂は今後どうなる?復活の可能性は?
2026年にはプロ8年目で初勝利を挙げています。
一方で、その後はファームへ降格し、現在も苦しい状況です。
26歳という年齢を考えると、今後は「将来性」だけではなく、一軍で結果を出せる武器が求められます。
制球力を改善するのか、決め球を磨くのか、中継ぎなど役割を絞るのか。
「何でもできる根尾」ではなく、「これなら抑えられる」という武器を作れるかが、復活へのカギになりそうです。
まとめ
根尾昂選手がプロで苦戦している理由は、単純に「才能がなかった」からとは言えません。
ポジション変更が多かったこと、野手から投手への転向、そして投手としての制球力などの課題が重なったことが大きいと考えられます。
甲子園のスターから、現在は厳しい立場に置かれている根尾選手。
それでも2026年にはプロ初勝利を挙げており、まだ26歳です。
ここから「投手・根尾昂」として自分の武器を確立できるか、今後の巻き返しに注目したいところです。






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